睡魔に襲われていないのに
あくびがでた経験はありませんか?
それは生あくびという現象です。
では、何故その現象は起こるのでしょうか。
ここでは、欠伸について簡単に解説していきます。
目次
あくびのメカニズムとは?
明確なメカニズムはなく、退屈・空腹・眠気による反応が大きく関わっているとされています。一日に頻繁にでる方は、疲労が溜まりカラダがついていけていないのです。
質の低い眠りが続くと、精神的な疲れも溜まり、その影響で睡魔がやってくるのです。移動中・仕事中など体を動かさないと強烈な眠気が訪れることがあります。
欠伸は覚醒や睡眠の途中で起こる動作で、
具体的な状態を下記で解説します。
・眠たいとき
・疲労がたまっているとき
・暇なとき
・緊張したとき
あくびは危険なのか?
ごく自然の行為ですが、あまく考えてはいけません。
なぜなら病気が隠されている場合があるのです。
一般的な病気としては下記の通りとなっています。
・低血糖
・脳梗塞
見極める方法は、
併発症状にあるのでご自身で見極めが大切になります。
低血糖・脳梗塞は脳の機能不足が関係している病気です。機能が悪くなると意識レベルが下がり、応答しづらいなどの症状がでます。
手足が思うように動かない、しびれるなどの症状もあります。自然現象のあくびとは別に、疑念や違和感を感じたら、脳の機能不足が関係しているかもしれません。
詳しく知りたい方や似た症状の方は、
病院で専門医に診察してもらいましょう。
酸欠状態?その要因は?
睡眠不足による、眠い・疲労感などの要因がないのに、頻繁症状がでる方は、脳が酸欠状態にある確率が高いです。
酸欠状態に陥る要因は2つです。
環境
体質に異常がない場合でも、仕事・家庭環境で血液の酸素濃度が低くなるケースがあります。その結果、酸欠状態に陥ってしまうのです。
一般的な外気酸素濃度は、20.9%とですが、閉めきった環境だと20.6%まで減少します。満員電車・狭い空間に大人数が集まると、20%ぐらいまで減少するのです。
基本的には問題はないですが、長期間酸素濃度が悪い状況にいると酸欠状態に陥るのです。
体調不良
貧血・低血圧は、脳へ届けられる酸素が減少する状態を患うと、あくびの回数が増えると言われています。
沢山の酸素を摂取できるため、
低下した酸素を補う現象ではないでしょうか。
体調不良の症状のひとつとして、生あくびがでるケースもあるので一概には言えないのです。
心筋梗塞・脳卒中を起こした場合に、脳へ届けられる酸素が不足しているケースでもみられる症状です。
人のカラダは、酸素濃度が97%ほどで維持することが理想とされていまが、酸欠体質の方は、95%ほどに下がるのです。
数字でみると変わりはないと思いますが、ほんの少しの違いでもとても大きいのです。
対処法はあるの?
上記でも説明したように、メカニズムが明確になっていません。そのため、対策はできても絶対に止めることはできないのです。
下記では対処法についてご説明します。
ストレスを溜め込まない
ストレス・緊張をするとあくびがでやすくなるのではないでしょうか。興奮状態の脳を一旦落ち着かせるための行動なのかもしれません。
日々生活をしていると、
様々なストレスを受けているはずです。
ストレスを解消すると日常的な予防になるため、定期的にストレスを解消しましょう。
質の高い睡眠をしっかりとる
あくびは、
睡魔に襲われた時に脳を覚醒にするための行為です。
睡眠をとれていない場合は、常に睡魔と戦っている状態ですよね。
対策をとりたいのであれば、質の高い睡眠を確保する必要があります。寝る時間も大切ですが、寝具などにも気を配ればより良い睡眠をとれるでしょう。
疲労を感じたら仮眠をとろう
疲れやだるさを感じると睡魔に襲われます。急な睡魔がやってきたら、休憩時間を活用して短時間の仮眠をとりましょう。
長時間寝てしまうと、目覚めが悪くなるため、15分前後の睡眠を心がけてください。
また、眠る前にカフェインの飲み物を飲むと目覚めが良くなります。
リラックスにおすすめなの?
新しい空気を吸い込み、酸素を含めた血液を脳に渡し、動きを活発にさせます。
その他には副交感神経を優位にする働きがあり、脈を落ち着かせる、血圧をさげる、カラダを休憩モードにするなどの効果があるのです。
また、あくびと一緒に涙が流れ瞳の疲労を軽減したり、老廃物を排出する効果があります。
ドライアイ対策にも最適とされている現象です。
どんな病気や症状があるの?
一日に10回以上欠伸がでると病気の症状なのではと疑問に思う方もいます。
そこで一般的に考えられる病気をご説明します。
・糖尿病
・偏頭痛
・貧血
・脳梗塞
・睡眠障害
・低酸素血症
・狭心症
・自律神経失調症
欠伸を甘くみてはいけません。
欠伸の陰に病気が隠れているケースがあるので、あまりにも酷い場合は、病院を受診して専門の先生にみてもらいましょう。
欠伸のメリットは?
上記では病気などについてまとめましたが、
ここではメリットについて解説します。
カラダに綺麗な酸素を取り込める
欠伸はカラダが酸素をほしがっている現象ではないでしょうか。大きく口を開いて欠伸すると自然に酸素が外に出て行き、新しい空気をカラダの中に取り込みます。
また、酸素不足をカラダが感じると欠伸がでるケースもあるのです。
首周辺の緊張をほぐす
欠伸をすると、首周辺の緊張が緩和されると言われていて、口を大きく開ける動作は、肩あたりの筋肉を解します。
意識的に大きな口を開ける場合でも同様効果がでます。
緊張が緩和されるため、会議などで緊張して上手く話ができない方などに是非試していただきたいです。
まとめ
今回は、眠くないのに欠伸がでるのは何故か
について解説しました。
あなたはよく欠伸をしていますか?
欠伸は自然現象ですが、一般的な回数5回から8回より多くでる場合は危険な可能性があります。あまりにも酷いようであれば病院で診断をしてもらいましょう。
欠伸の陰に隠れている病気
・糖尿病
・偏頭痛
・貧血
・脳梗塞
・睡眠障害
・低酸素血症
・狭心症
・自律神経失調症
などの病気や症状が隠れているケースがあるのです。
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