「幸せになりたい!」という願いは万人共通のもの。
どのような状態を「幸せ」と捉えるかは人によって異なるものの、「すぐに『幸せ』と感じられる方法」があったら実践したいという方は多いのではないでしょうか?
さまざまな研究から、「幸せ」という感情は行動によって作り出すことが可能であると証明されてきました。
目次
幸せを感じられる習慣9選
日常の中ですぐに実践可能な、「幸せ」と感じられる方法8つを紹介していきます。
①1日5分の運動をする
長距離ランナーに高揚感が訪れる「ランナーズハイ」には、「幸せホルモン」と呼ばれる脳内物質「エンドルフィン」の分泌が関係していると言われています。
運動するとエンドルフィンが分泌されて多幸感がやってくるそう。
運動する習慣のない方は、毎日5分の運動を取り入れるだけでも効果があるそうです。
・寝る前にスクワット30回
・プランク1分x5セット
・5分だけふらっと遠回りして帰宅
②行ったことのない場所に行く
マイアミ大学の研究では「日々移動距離が長い人ほど、日々高い幸福度を感じている」ということが明らかになっています。
しかも、より幸福度が高くなったのは、移動に「新規性(新しいルート)」と「多様性(いろいろな場所へ行く)」があった場合。
毎日自宅と職場の往復の繰り返し…という方も多いのではないでしょうか。
たまには寄り道をして新しいお店を開拓したり、あてもなく散歩してみることで高い幸福感を得られる可能性も。
③嫌いな人に同情してみる
「ちょっと苦手だな…」と感じる人にも一旦同情してみましょう。
不思議なことに、脳が「嫌いな人のことも認めている」と思い込み、自分の寛容な面に気づくことで嬉しく感じるそうです。
イライラ・怒りの感情が出てきたら一度自分で受け止めた上で、相手の背景を想像してみましょう。自分の気持ちに余裕を持てるかもしれません。
・イライラしている上司に対して「きっと疲れてるんだろうな」と考えてみる
・いつも愚痴ばかりの先輩に対して「人を見下すことで安心できるんだろうな」と考えてみる
④声を出して笑う
声を出して笑うことでストレスが和らぎ、不安やうつといった精神的な症状が緩和されることが分かっています。
また、「面白い」という感情が生まれたとき、一時的に不安や寂しさが軽減されることも。
日常の中で意識的に「笑う」時間を作ってみるとよいかもしれません。
⑤自分への合格点を下げる
「もっと頑張らなきゃ」と、自分に対してハードルを高く設定してしまっていませんか?
真面目な方ほど、自分自身に対する期待値を上げやすい傾向にあります。
自分に厳しくいることは時に必要ですが、自分に厳しいあまり、周囲の人に同様の頑張りを期待してしまうことも。
目立った成果が出なくても「今日は1日無事に仕事終えられたからOK」という日を作ってみるとよいかもしれません。
⑥感謝の日記をつける
一日に起こったことを振り返り、「ありがとう」と思えたことを3つメモしていきましょう。
「幸福学」を研究している前野隆司氏によると、この方法を教わった3人の女性が実践したところ、1か月ほど続けただけで毎日を穏やかに過ごせるようになったそう。
同僚や親など、普段気恥ずかしくて感謝を伝えていない人へも「ありがとう」を文字にしてみましょう。
大切なのは、文字にして可視化すること。「私はこの人に感謝しているんだ」ということを視覚的に認識することで、よりポジティブな気持ちになれます。
⑦背筋を伸ばして大股で歩く
フロリダ・アトランティック大学の研究によると、背筋を伸ばして大股で歩くだけで幸福感が高まるそう。
姿勢を正すと目線が上がり、自信があるように見える効果も。
姿勢の良い人は見ていて気持ちが良いですよね。周囲から好印象を持たれることにも繋がり、よい連鎖が生まれそうです。
⑧1日1分瞑想をする
瞑想することで、「幸せホルモン」と呼ばれる脳内ホルモンの「セロトニン」と「オキシトシン」が分泌されます。
これらの分泌によって、前向きな気持ちや幸福感を感じることができます。
ふだんは考えないような自分の感情や雑念に向き合うことで、不安やストレスを客観視することができるでしょう。
感情や考えがのバランスがうまくとれるようになり、悩みすぎない強い心を持てるようになります。
瞑想には、幸福感を感じるほかにも、ストレスが減少する、ポジティブになれる、自分に自信が持てるようになるといった効果も期待できます。
1日に1分だけでいいのでぜひ続けてやってみてはどうでしょうか。
⑨ハグをする
「幸せホルモン」「愛情ホルモン」と呼ばれる脳内ホルモン「オキシトシン」が分泌されます。
また、脳内ホルモン「βエンドルフィン」も分泌されます。βエンドルフィンには、モルヒネの数倍の鎮痛作用があります。
そのため、リラックスしたり、ストレスを軽減させるという効果も。
相手について、愛情や好感を持っていれば誰が相手でもかまいません。ぬいぐるみでも良いそうです。
大切な人にハグをして、自分も相手も幸せを感じられるでしょう。
まとめ
こうした行動・考え方を習慣化したことで、自分に対して余裕が持てて、心身ともに落ち着くことに繋がります。
「幸せ」を感じることは、実は簡単な方法で実現できるんですね。
ぜひ、手軽に取り入れられそうなことから試してみて下さい。
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