大人になるにつれ、知らず知らずのうちに意識しなくなっていってしまうこどもの日。
我々大人にとっては言われなければ気付かないイベントになってしまったかもしれませんが、こどもたちにとっては違います。街中でこいのぼりを見つけると、母親の服の袖を引っ張りながら「見て!こいのぼり!」と大はしゃぎ。
おじいちゃんおばあちゃんからお小遣いを貰える日、美味しいものが食べられる日など、こどもの日に対するイメージはそれぞれ違うと思いますが、嬉しいイベントだと思っているこどもは多いはず。
今回は、こどもたちがめいっぱいこどもの日を楽しむことができるよう、さまざまなアイデアをご紹介していきます。
目次
こどもの日を楽しむための3つのアイデア
ぜひ参考にして思い出に残る1日にしてくださいね。
地域によって違う!こどもの日に食べるもの
こどもの日にちなんだ食べ物といえば、あなたは何を思い浮かべますか?
関西出身の筆者は「ちまき」が真っ先に思い浮かんできます。
しかし、これを聞いて「こどもの日にちまき…?」と首を傾げた方も少なくないでしょう。
実は、こどもの日にちまきを食べる風習があるのは関西地域だけなんです。
関東では「柏餅」を食べるのが一般的で、ちまきの話を持ちかけるととても驚かれてしまいます。
西と東でこうも違うのは面白いですよね。
だからこそ、違う地域のこどもの日にちなんだ食べ物を用意するのもまた一興。
今年は関東の方も関西の方もちまきと柏餅を用意して、お子さんに美味しいものをたくさん食べさせてあげましょう。
どちらかというと両方とも普段あまり食べる機会がないものなので、喜んで食べてくれること間違いナシです。
ちなみに、九州の方では「あくまき」が有名なのだとか。
もち米を灰汁(あく)で炊いて作る、もちもちとした食感の和菓子です。
そのままだとあまり味がないですが、きな粉をまぶして食すと優しい甘さが口の中に広がります。
是非この機会に一度、取り寄せるなどしてちまきや柏餅と一緒に召し上がってみてください。
一緒に作ろう!こどもの日を連想させる工作作品
保育園や幼稚園に通っているお子さんであれば、園の方でお絵描きや工作は毎日触れている遊びかもしれません。
しかし、たとえ毎日飽きるほど遊んでいたとしても、お父さんお母さんと一緒にするとなれば、こどもたちにとっては普段とは全く違った特別なものになります。
せっかくのこどもの日なのだから、こどもの日にちなんだ工作でめいっぱい遊んであげましょう。
こどもたちの中で、こどもの日がとても楽しい日として思い出に残るように。
こどもの日にちなんだものとして思いつくのは五月人形や兜、こいのぼりなどですよね。
新聞紙や折り紙などで作るのも楽しいですし、フェルトや布で作ってみるのも可愛いものが出来上がって女の子が喜びそうです。
工作が終わったあとは、出来上がった兜で闘いごっこをしたり、5月人形でおままごとをしたり。
作ったこいのぼりをリビングのよく見えるところに飾ってあげるのもいいですね。
作ったままで終わらせず、工作作品で遊んであげることでよりこどもたちに楽しんでもらえることでしょう。
一緒に浸かってほっこり!伝統的な菖蒲湯
古代中国からの伝統である菖蒲湯(しょうぶゆ)。
こいのぼりや五月人形と違い、あまり聞き馴染みがない言葉かもしれません。
サトイモ科の多年草である菖蒲は、古代中国では「邪気払い」の効果があるとして、端午の節句に菖蒲酒として飲んだり、葉や根を束ねて風呂に入れ、菖蒲湯として浸かるものとされていました。
その風習が現代まで残り、伝統となっているというわけです。
菖蒲は一見ネギと見分けがつかないような見た目をしていますが、ネギよりもはるかに強い香りがするため、湯に入れると浴槽中に菖蒲の香りがぶわっと広がります。
こどもからするとお湯に菖蒲を入れるのが物珍しいのか、首に巻き付けたり細かくちぎって湯船に散らしたりして遊ぶ様子を以前SNSで見かけたことがありました。
お子さんも楽しんでくれるなら何よりですね。
菖蒲湯に浸かってみたいけど、どこで手に入れればいいの?という方向けに購入できる場所をご紹介します。
・スーパー
・八百屋さん
・お花屋さん
・ホームセンター
・ネットショップ
などで購入することができるとのこと。
とはいえ、スーパーでは置いていないところも多いようですので、ホームセンターやお花屋さんなどで探されることをおすすめします。
まとめ
ここまで、こどもの日を楽しむアイデアを紹介してきましたが、こどもの日はこどもの健やかな成長を祈ってお祝いをする日であることはもちろんですが、実はお母さんに感謝する日でもあるのです。
お子さんの楽しみを優先するあまり、お母さんが疲れ切ってしんどくなってしまってはせっかくのこどもの日も台無しになってしまいます。
お子さんと一緒に遊ぶのは大変で疲れが余計に溜まってしまうこともあるかもしれません。
そんな時は無理をせずにできる範囲で一緒に楽しんであげましょう。
こどもの日を一緒に楽しみつつ、お母さんもリラックスすることができる日になればいいですね。
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