年齢を重ねると「しわ」「たるみ」などの肌トラブルが増えます。トラブルを解消したくて高い化粧品を使用していませんか?
年齢による肌トラブルには「アンチエイジング」が最適です。アンチエイジングは老化のお肌にブレーキをかける働きがあります。
どんなスキンケアが効果的なのか、お肌のアンチエイジングについて、わかりやすく紹介します。
■詳しく紹介する前にアンチエイジングのまとめ
肌年齢対策 | 原因 | 結果 |
---|---|---|
女性ホルモン低下による変化 | 加齢→コラーゲン減少→エストロゲン低下 | しわ・たるみ |
紫外線による影響 | 紫外線によるダメージ→皮膚の代謝低下→メラニン色素沈着 | しみ |
アンチエイジングに効果的な成分 | |
---|---|
ビタミンE | 抗酸化作用、血管の健康を保ち血流を良くする等 |
亜鉛 | 新しい細胞をつくるため、肌荒れ改善に効果的 |
コエンザイムQ10 | 活性酸素の細胞酸化の予防、肌の乾燥、しわ予防等 |
DHA | 記憶力の改善や認知症予防等 |
目次
アンチエイジングとは?
抗加齢を指す言葉です。「若い心や体を維持したい」「実年齢より若くみせたい」「長生きしたい」などの欲望は老若男女全ての方に共通しているはずではないでしょうか。
近年、高齢者が元気に年を重ねていくことに対して「サクセスフル・エイジング」という言葉が多く見受けられるようになりました。若年層から中年層まで多くの人に知られている言葉なのです。
肌が衰える要因とは?
女性ホルモン低下による変化(しわ・たるみ)
加齢と共に肌のハリを保っているコラーゲンが少なくなり弾力が失われます。
コラーゲンは、女性ホルモンによりコントロールされ、エストロゲンは女性らしい体を形成します。生理を促し妊娠に備える作用などがあるのです。
肌の水分量やコラーゲンを促す働きなど美肌作りに深い関連があるのです。
エストロゲン分泌量は20代頃から少しずつ低下し、ハリやみずみずしさが失われます。肌の弾力がなくなると、目立ってくるのが「毛穴」ではないでしょうか。
30代頃には「シワ」が目立ってきて、その後「たるみ」「フェイスライン」が気になるようになります。
紫外線による影響(しみ)
しみの大きな要因は、紫外線によるダメージです。紫外線を浴びると防御反応としてメラニン色素を生成するのです。メラニン色素は、皮膚の代謝によりはがれ落ちるのです。
ターンオーバーの速度は加齢とともに遅くなるため、40代頃には約6週間かかると言われています。年を重ねると生成したメラニン色素が肌に残ってしまうのです。
放置してしまうと沈着して「しみ」となります。
アンチエイジングの種類やおすすめ成分など
運動
運動は、若返りホルモンと言われる「成長ホルモン」「幸せホルモン」を促したり、血流を改善する効果もあります。成長ホルモンや血行が改善されると肌細胞が活性化されて肌の老化防止や綺麗な肌を持続するなどのメリットがあります。
また、セロトニンの分泌によって「ストレスに強くなる」「肌荒れ改善」などの効果に期待ができます。運動するとアドレナリン、ノンアドレナリン等のホルモン分泌が活性化されます。
加齢により筋肉量は低下するので適度な運動をしましょう。筋肉量の維持や増やすことが大切です。筋トレ、有酸素運動、ストレッチを効率的に取り入れてください。
骨密度・筋肉量は何もしない場合、加齢と共に減少するため適切な運動をして健康的な身体を保ちましょう。
食事
朝・昼・夜、1日3回時間を決めて食べましょう。
特に朝食は欠かせません。朝食を食べないと低血糖が続き、血糖を補うインスリンのホルモンが分泌され、その後昼食を食べると血糖値があがります。
血糖値のアップダウンは体調不良の原因の一つになるため気をつけてください。朝食を抜くとさまざまな支障が出るので朝食は欠かさず食べるようにしましょう。
テレビを視聴しながら、スマホをしながらの食事は免疫力を下げる可能性があると言われています。リラックスして食事をとることがアンチエイジングにつながるのです。
そして食べる順番も重要です。食物繊維のある野菜を先に食べてからタンパク質の肉・魚、その後にご飯を摂るように心がけてください。炭水化物が時間をかけて消化、吸収されて血糖値が急にあがるのを防ぎます。
効果的な成分
ビタミンE
美容のサプリに高い頻度で配合されている成分です。
抗酸化作用、血管の健康を保つ、血流を良くする等の働きがあり、他の成分を効率的に体内に循環させる働きがあります。身体の基本とも言えます。そのため積極的に取り入れるように心がけましょう。
Amazonより出典
亜鉛
身体に必要なタンパク質を取り入れる際に欠かせない成分です。体内にも存在する成分ですが、体内ではつくれないためサプリや食事で摂取します。
美容系のアンチエイジングアイテムに配合されている確率が高いです。新しい細胞をつくるため、肌荒れ改善に効果的です。
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コエンザイムQ10
美容のサプリに高い頻度で配合されていて、細胞を保護する役割を担っている成分です。抗酸化作用があるため活性酸素の細胞酸化の予防、肌の乾燥、しわ予防等に効果が期待できます。
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DHA
青魚に多く含まれている成分で脳神経の活性化に期待ができる成分です。近年注目を集めているのです。記憶思考の商品に配合されていることが多く、記憶力の改善や認知症予防に期待されています。
魚をあまり食べない方、肉中心の食事をしている方に積極的にとってもらいたい成分です。
Amazonより出典
生活習慣を見直し脱酸化を心がけよう
抗酸化に適しているのは抗酸化作用がある食品を食べる以外にもあるんです。
生活の中であることに気をつけるだけで活性酸素の増加を予防できます。詳しい内容は下記でご紹介します。
紫外線予防
紫外線に当たると活性酸素がつくられ、しみやしわの要因となります。帽子や日傘などで紫外線対策をしましょう。
ストレスを溜め込まない
抗酸化作用の食品を摂取してもイライラやストレスが溜まりやすい方は注意が必要です。
ストレスは血流低下の要因となるため、回復時に活性酸素がつくられます。ストレスを溜めない生活を心がけるといいですね。
運動は軽めがいい
急激な運動は呼吸量が増えるので活性酸素が多くなります。ウォーキングやストレッチなど軽めな運動が最適です。抗酸化物質の働きを高め、酸化を抑えてくれる効果があります。
お酒はたくさん飲まない
アルコール分解に活性酸素が発生するため、多く飲む方は注意してください。
タバコを控える
タバコ1本吸う1日当たり発生する量の約10万倍な活性酸素を体内に生み出すと言われています。抗酸化物質であるビタミンを破壊してしまう成分も含まれているので吸い過ぎに注意が必要です。
まとめ
加齢による悩みは誰もが味わっています。老化速度を少しでも遅らせるようにしましょう。まずはご自身のスキンケアが間違っていないか見極めて洗顔、保湿、紫外線対策をしっかり行なってください。
食事や運動にも気をつけて、肌の内側外側からアンチエイジングしてください。肌の老化速度を早めないように日々の習慣を見なおして若々しい肌をキープしましょう。
いつまでも美しいあなたでいてください。
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